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チキントラクター制作

オニロクのこだわり 〜其の参〜

さて、私どもが作るチキントラクターを作る上でどうしても他に譲れないこだわりがございます。
これを不定期でご紹介しておりますが、今回は第3回目ですね。よろしければ最後まで読んでいただけると嬉しいです!


3つ目のこだわり。つまりそれは、
“森林(やま)の恩恵で生み出す。 

 

弊社、工房鬼六が作るチキントラクターは、さわら・杉・赤松など数種類の木材で作っていますが、すべて日本の山で育った木です。
LCMC両モデルについては、厚さ12mmの針葉樹構造用合板を使っています。主に建築現場で使われる針葉樹を加工して作られた合板になりますが、この合板の素材も国産のカラマツなんですよ。

輸入材を使った方が安くできそうなのになぜ?...というお声を頂戴したこともありますが、コストなんてものは大して変わりません。
輸入材が劣悪で国産材が優れているというわけでもなく、とにかく日本で使うものですから、日本の気候風土で育った木で作るということにこだわりたいのです。それは、前回のACQ(防腐処理剤)の注入と合わせ、長期にわたって使えるものを作るということにつながりますが、もうひとつ、理由があるんです。

人工林(植林された森林)の問題を抱えている日本の森林(やま)を少しでも活かす方向へ運びたいのです。

 

自然林(自然のままの森林)が持つ力は次のようなものです。

これらは残念ながら人工林と比べてはるかに優れていると言われています。
・生物同士が支え合って生きていけるという根幹にあるもの。
・様々な樹木の落ち葉や枯葉、生物の糞や死骸などによってつくられる豊かな土壌。
・その土壌と樹木の根がによって生まれる保水力。
・二酸化炭素を吸収して酸素を放出、大気中の汚染物質を吸収する浄化作用。

 

 

伊那の森林.jpg

 

また、森林(やま)は海を豊かにしていると言われています。
山の樹木から落ちた葉や、森の土壌に含まれる多くのミネラルをはじめとする様々な物質が雨水や地下水に溶け込み、川を流れて海洋に運ばれ、植物性プランクトンを大発生させ、大きな食物連鎖へとつながる。


ニュースで自然災害のように伝えられていましたが、大雨が続いて地滑りが起きたり、野生動物による事件では、熊が里山だけでなく市街地にまで現れて死傷者が出たことなど。
本当の原因が、じつはヒトが手を加えたことにあるのではないかと思えてなりません。
もしそうだとしたら、これ以上の自然破壊はないのではないか。


私は大工ですから、建築や家具には、気候風土の合った地元の木材を使うようにしてきました。古より山を大切にし、樹木を育て、活用することで調和がとれ、豊かな『暮らし』が実っていたんだなぁと。
田舎暮らしや里山に限ったことではなく、つまり間接的にも言える事だと思うのですが、真のオーガニックとは、そういった自然の循環作用に恩恵を授かる暮らしだと思うんです。


チキントラクターでは鶏がその地の環境を整えます。
「生態系」と連想するキーワードとして「弱肉強食」なんて言葉が一番に出てくるかもしれません。
確かに食物連鎖というものがあるんでしょうけど、本来は自然のサイクルによって調和がとられ、動物も植物も虫も微生物も「お互い様」で生きていた。つまり生態系とは「共存共栄」を土台に理解すべきではないかと思います。

 

さて、
長い地球の歴史の中で、この100年だけピックアップしてみると、どうでしょう。

ヒトは限りある地球の資源を使いたい放題使ってると言えるのではないでしょうか。
あまりにも不自然なものを作ってしまったゆえに地球規模の大問題に発展してゆく原発事故。

ワクチン、化学調味料、遺伝子組み換え、、、おいおい、人間どもはどこに向かってるんだ!? 日々、鶏を見ていると彼らはずっと先を見据えていてヒトを見て、そうつぶやいてる気がするのです。


ちなみに
地球誕生から46億年と言われてますが、仮に東京-新大阪(515.4Km)を46億年に例えると100年ってどんな距離だと思います?
なんと11.2mm、およそ1cm程度になります。

考えて行動に起こす時が来てますよね。。。。
 

やれやれ、今日は長文におつきあいいただきありがとうございました。
私ども工房鬼六のチキントラクターは、小さな取り組みなのかもしれませんが、願いは一つ!
大きな「可能性」に向かい作り続けますよ!!

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