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チキントラクター制作

オニロクのこだわり 〜其の壱〜

こんにちは! 工房鬼六の藤田です!
信州伊那谷も日中の気温はぐんぐん上がってきました。暑いです!
今日もすっかり初夏という雰囲気です。
これが夕方になると急に気温が下がり、肌寒くなるのが厄介なんですけどね。


さてさて、今回から不定期ではあるのですが、チキントラクターを作る上でこだわっている部分を少しずつご紹介させていただきたいと思います。DIYでチャレンジされる方は参考にしていただいてもかまいませんし、ご相談もお受けしています。


まず今日のお題は
FENCE OF DEFENSE ‼︎ 

というわけでロックバンドではなく、かわいい鶏たちを『守る』こだわりから始めたいと思います。

 


201651583338.JPG

まず、周囲に張っている網ですが、亀甲金網と呼ばれる写真のようなものを使っています。
材質や編んでいる針金の太さ(線径)、網目の大きさ(目合い)などによってその種類はたくさんあります。
その中で標準仕様としているのは、ステンレス製で、線径が0.57mm、目合いは16mmというものです。

ステンレスは錆びにくいだけでなく、粘りけのある性質で、引きちぎろうとしてもなかなか難しいです。
これが鉄製で亜鉛めっきのものになると、まず線径が太くなります。これは強度をもたせるためだと思いますが、キツネが子育てをしているような最も獰猛な時期は見事に切り裂いてしまうことを覚えておいてください。
冗談ではなく、弊社の実証実験でも得られた結果であります。

16mm目合いというサイズは、以前にもお伝えしましたが、農林水産省の飼養衛生管理基準に20mm以下が望ましいと謳われている『防疫対策』で選んだものになります。

そして、肝心なのがそれをどのように固定するか。
完成品では見えない部分を次の写真でご覧ください。(クリックすると拡大されます。)


金網タッカー留め.jpg

なにやらホッチキスの針のようなもので細かく固定していますが、ステープルと呼ばれているもので、これもステンレス製のものをエアタッカーと呼ばれる特殊な工具で打ち付けています。

エアタッカーとステンレス製ステープル.JPG
簡単なものだとステープルも鉄製でいいように思うんですが、一度錆びてしまうと全く役目を果たしていません。
これは野犬に襲われた際に金網を張り替えている状況です。

タッカー針の比較.jpg

さらに押さえ部材にてステープルごと金網を固定しています。

金網の押さえ.jpg

 

いかがでしょうか。
これが鶏を襲いにやってくる獣への対策、第一弾です。
実験を繰り返した結果、これなら安心できると判断したわけなんですが、あくまでも夜間、鶏は巣箱の中でスロープが閉じていることが条件です。キツネなどの外敵は鶏が見えていると予想以上の力でチキントラクターを襲います。



防獣に関して、これが第一弾と書きましたが、もう一つの重要なポイントがあります。
もうご存知の方もいらっしゃると思うんですが、それが接地面の溶接金網、ワイヤーメッシュです。

 


ワイヤーメッシュ.JPG

鶏にとっては砂浴びができないというデメリットがあるのですが、観察していると決して邪魔ではないようです。
草や虫を食べる上では支障がない。そしてもう一つ、地面を掘り込むことなく平らにきれいにしてくれるというメリットがあります。

とにかくキツネなどが穴を掘っても内側に入り込むのを防ぐのです。

キツネの穴.JPG

 

 

さて、今日は長文になりましたが、一番大事にしている『鶏を守る』こだわりをご紹介いたしました。

 

改良に改良を加え、進化し、ヒトにもニワトリにもいいもの。
最上級モデル、ACQ-002はさらにアイデア満載ですよ。。。

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201651421258.pdf

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